『夢を売る男』 (百田尚樹・太田出版1470円)
「敏腕編集者・牛河原勘治の働く丸栄社には、本の出版を夢見る人間が集まってくる。牛河原が彼らに持ちかけるジョイント・プレス方式とは。現代人のふくれあがった自意識といびつな欲望を鋭く切り取った問題作。」
出版界を舞台にした掟破りのブラック・コメディ!笑いの中にも涙あり、感動ありの傑作、そして出版界に激震の超問題作!フィクションではありますが、出版界には本書を読んで気を悪くされる方がいらっしゃるかもしれません...いや、確実にいらっしゃいます、はい...。実名で登場するのは百田先生のみですが、ご自身をもボロクソに批判してるのが先生らしいなあ...(笑)
これを書いた百田先生もすごいけど、出版する太田出版さんはどんだけ怖いもの知らずなの...?というのが正直な感想です。しかし面白い!読みやすい!出版界の事情を知らなくてももちろん楽しめるし、男・牛河原勘治に泣かされます!是非ぜひご一読下さい!
本店1階、入口すぐの平台、または百田尚樹先生のコーナーにてどうぞ!