『仕事も人間関係も「すべて面倒くさい」と思ったとき読む本』 (石原加受子・中経出版1365円)
「心の疲れはつい無視をして無理を重ねがち。「なにもかもいやになって、放り出してしまいたい」という状態になるまで自分を追い詰める前に、心のサインに気づき、いつもの自分に戻るための方法をやさしく解説する。」
編集者からのおすすめコメント
最近こんな悩みをもつ方が増えています。
「からだがだるくて、やらなければならないとわかっていても、できないんです」
「落ち込みが激しくて、何も手につかず、毎日、イライラしてばかりいます」
「私、自分でもうつっぽいと思うのですが、何をやっていても楽しいと感じないんですね」
そんな人に、
「心が疲れているのですから、眠たいときは眠り、休みたいときは気持ちよく休むというように、自分の気持ちや欲求を大事にしてほしいですね」
とアドバイスしたとしても、こう答えるに違いありません。
「でも、寝てばっかりいると、こんなことしていていいんだろうって、よけい焦ってしまうんです」
もしこんなことがあなたに当てはまるとしたら、あなたはすでに「なかなかやる気が起こらない。何をするにも面倒くさい」という状態に陥っているかもしれません。
あなたにとって最も大事なのは、そんな自分の素直な感情や欲求や自由をとりもどすこと。
何もする気が起こらない。何をやっても面倒くさい。そんな状態になっているあなたに、同書が役立つことを心から願っています。